新型コロナウイルスで逆戻り。世界的に深刻な保険分野

2019年の年末に突如として発生した未知のウイルス「新型コロナウイルス感染症(COVID‑19)」。わずか数ヶ月でパンデミックへと拡大したこのウイルスと共存すること早3年の月日が過ぎました。

各方面へと影響を及ぼし続けている新型コロナウイルスですが、持続可能な社会を実現するために2015年からスタートしたSDGsにも、その影響は目に見えて起きています。

SDGs3番目には「すべての人に健康と福祉を」という目標が掲げられていますが、国連が毎年発表しているSDGs報告によると、 2019年報告時点で全世界の5歳未満の死者は2000年の980万人から2017年に540万へと大幅に減少し、一定の成果が見えはじめていました[1]。

しかしながら、わずか2年後の2021年報告では、新型コロナウイルスの影響でこの10年の前進が逆戻りする恐れがあると伝えられています[2]。

世界の「いのち」を救うために尽力しているNPO

長引くコロナ禍、さらに、今多くの難民者が続出しているロシア・ウクライナ情勢などの影響もあり、本記事を執筆している2022年は、より一層「いのち」の重みを感じざるを得ない状況となっています。

こうした不安定な社会情勢の中でも、SDGsで掲げる「すべての人に健康と福祉を」の実現に向けて、国、企業、各種団体がさまざまな場所で活動を続けています。

ここでは、その活動の一端をご紹介するにあたり、「いのち」を救う現場で尽力するNPOをご紹介します。

特定非営利活動法人シェア

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1970年代末に起きたインドシナ戦争での難民救援活動をきっかけに発足し、医療関係者と連携して難民キャンプでの補助給食活動など、保健医療支援活動を、カンボジア、東ティモール、日本で進めている団体です。

「いのちに国境はない」をモットーに、日本から世界へ国境の垣根を超えた活動を行っています。

特定非営利活動法人　国境なき医師団日本

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紛争や災害、貧困などによって命の危機に直面している人びとに医療を届ける名目で1971年にフランスで設立された国境なき医師団。

日本事務局は1992年に発足され、2020年には30の国・地域へ75人（のべ106回）の派遣され、世界各地での医療・健康教育支援に尽力しています。

特定非営利活動法人ジャパンハート

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「医療の届かないところに医療を届ける」を使命として、2004年1人の日本人小児外科医師により設立された国際医療ボランティア団体です。

ミヤンマーやカンボジア、ラオスといった活動拠点を中心に、2011年の東日本大震災では被災地への長期支援にも尽力。

現在は「Japan Heart 3.0」と題して「これまで抱いてきた医療＝治療という概念を変えていく」という新たな挑戦のステージに突入しています。

SDGs3の実現に向けて。私たちにできること

「すべての人に健康と福祉を」という大きなテーマに向かって、専門家ではない私たちにできることは一体何があるでしょうか。

ましてや、新型コロナウイルスで海外渡航はおろか、自由な外出、国内での移動もままならない昨今、できることはあまりないように思います。

しかしながら、こうした第一線で活躍する団体の活動を支援することで、力になることは可能です。

お宝エイドでは、あなたのお役目を終えた物やご自宅に眠ったままで使用していない物を換金し、ここでご紹介したようなNPOの活動原資として支援寄付する活動を行っています。 断捨離や生前整理などをきっかけに、あなたのお宝を通じて社会貢献へつなげてみてはいかがでしょうか。

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※もし、ご支援される際に「譲渡所得税」や「寄付金控除」についてご心配の場合は、ご支援される団体様までお問い合わせください。

＜参考文献＞
[1] SDGs報告2019 | 国連広報センター
[2] SDGs報告2021 | 国連広報センター